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【書籍】 Carlos Moore / 訳:菊池淳子  『FELA! THIS BITCH OF A LIFE』フェラ・クティ自伝 
【書籍】 Carlos Moore / 訳:菊池淳子  『FELA! THIS BITCH OF A LIFE』フェラ・クティ自伝 

¥ 2,415

アフロ・ビートの創始者、
自由を奪いにいった天才アーティスト、そして戦士……
フェラ自身が語る、抵抗のメッセージとは!

本書は、音楽をとおして反体制運動、黒人解放運動をおこなったフェラ・クティの人生を、フェラと深い友情で結ばれていたカルロス・ムーアが、聞き語りで書き下ろした自伝である。幼少期に遡って自らを語るフェラ・クティの言葉からは、欧米による植民地政策で傷つけられたアフリカの歴史や、キング牧師やマルコムX などブラックパワーが台頭する60 年代のアメリカの文化状況なども読み取ることができ、アーティストの自伝本を超えた人文書としても読み応えがある。また、本書には、フェラ・クティの妻ら(27人中の)15 人ほか、彼の身近にいた人物のインタビューも入っており、フェラの素顔を知ることができる貴重な1冊。

フェラ・クティ FELA KUTI (1938-1997)
ナイジェリア出身のミュージシャン/黒人解放運動家。アフリカにおける人種差別や政治腐敗を糾弾し、音楽を通した闘うアーティストして、ボブ・マーリーとともに世界中で尊敬されている。アフロビートの創始者。


著者:カルロス・ムーア Carlos Moore
政治学者、民族学者、作家。カストロ政権の人種的な政策に反対し、母国キューバから30年亡命している。現在ブラジル在住。自由/平等の政治的信念のもと、ジャーナリスティックな目線で数々の著作を執筆している。
http://www.drcarlosmoore.com/


翻訳:菊池淳子
『デイヴィット・リンチ』『ラッセル・シモンズの成功哲学』『ヒップホップはアメリカを変えたか?』『森の中からジャズが聞こえる』(フィルムアート社)『メイキング・オブ・マルコムX』(ビクター音楽産業、共訳)などを多数翻訳。

【書籍】 Jonas Mekas / 訳:飯村昭子 『メカスの映画日記 I HAD NOWHERE TO GO』
【書籍】 Jonas Mekas / 訳:飯村昭子 『メカスの映画日記 I HAD NOWHERE TO GO』

¥ 5,040

故国リトアニアがドイツの占領下にあった第二次大戦末期、反ナチ活動が発覚して著者はナチの強制労働収容所へ送られた。ドイツが敗北すると、故国はソ連領となる。
著者は帰国を断念し、1949年末に米国に亡命するまで、弟アドルファスといっしょに、ドイツの難民収容所を転々とする。
日記は、ドイツやソ連の横暴に絶望し、孤独と飢餓に耐えて、大量の読書、映画館通い、収容所仲間、労働、収容所新聞の発行、マインツ大学に聴講にいくことまで、破天荒ともいえる日常を具体的に記す。
メカスは現在、ニューヨークを拠点に映画を制作し、個人映画や非商業映画の保存・上映に情熱をそそぐ。
難民日記は映画作家メカスの前半生の記録であり、同時に、難民生活の実態を教えてくれる。詩人の観察眼と溢れる詩情と、起伏に富んだ文章が、読者を新たな地平へ連れ出すことだろう。

「ああ、この難民たちの住まいでは、全員が道化者だった。全員が互いの境遇をよく知っていた。そして全員が、互いに道化でしか通じ合えないような、あまりにも耐えがたい別離を経験していた」(本書より)


著者:ジョナス・メカス Jonas Mekas, 1922-
リトアニア生まれのアメリカ人。詩人、映画作家。
第二次大戦末期の1944年、ナチの追手から逃れて国外に出たが、そのままナチ・ドイツに拉致され、強制労働収容所へ送られる。翌年ドイツの降伏による終戦によって、そのまま難民となり、4年間ドイツを流浪後、1949年に米国へ亡命、ニューヨークで映画の制作を始める。60年代には、『ヴィレッジ・ヴォイス』紙のコラムに執筆、季刊『フィルム・カルチャー』誌の発行をつうじて個人映画の評論活動をつづける。フィルムメーカーズ・コープを組織して作家を連帯させ、シネマテークを創って上映活動をし、個人映画のジャンルを確立。1970年には,散逸しやすい個人映画や非商業映画,歴史上重要な映画の保存と上映のためにアンソロジー・フィルム・アーカイヴィスを創設。現在はその館長。
映画作品に Walden, Notes and Sketches (1966), 『リトアニアへの旅の追憶』(1971-72)ほか多数。
著書『メカスの映画日記』(フィルムアート社,1974)『セメニシュケイの牧歌』(書肆山田,1996)『どこにもないところからの手紙』(書誌山田,2005)ほか、多数.。

翻訳:飯村昭子
早稲田大学仏文科卒業。在ニューヨーク。フリージャーナリスト。1982年より13年間、ニューヨークの日本語新聞『OCSニュース』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

単行本: 416ページ
出版社: みすず書房 (2011/6/22)
言語: 日本語
ISBN-10: 462207608X
ISBN-13: 978-4622076087
発売日: 2011/6/22
商品パッケージの寸法: 21.4 x 15.4 x 3.2 cm

【書籍】 粟津潔 『不思議を眼玉に入れて』 
【書籍】 粟津潔 『不思議を眼玉に入れて』 

¥ 1,890

日本を代表するデザイナー粟津潔の少年時代の記憶。
独学で学んだ彼にとって、街が教師であり、眼にした不思議やさまざまな出会いが題材であった。少年時代の体験は、ジャンルを超えた粟津デザイン・横断的アートの原点なのである。

独学で学んだ彼にとって、街が教師であり、眼にした不思議さやさまざまな出会いが題材であった。ジャンルを超えた粟津デザイン・横断的アートの原点を探る。


粟津潔 AWAZU, Kiyoshi (1929-2009)
1929年東京都目黒区目黒本町に生まれる。絵画・デザインを独自で学び、1955年日本宣伝美術会展・日宣美賞受賞、1958年世界フィルムポスターコンペランス最優秀賞などを経て、1969年粟津デザイン研究室(現(有)粟津デザイン室)設立。グラフィックデザイナーとしてデザインの第一線で活躍する傍ら、建築・音楽・文学・映像などさまざまなジャンルを超えたアーティストらとともに都市設計・博覧会設計・映画制作なども行い、その活動・作品暦、及び発表は多岐に渡る。1997‐98年には、ポーランド共和国・4都市4国立美術館にて大回顧展を開催。近年ではデザインの原点である視覚伝達(ビジュアルコミュニケーション)に着眼し、象形文字・ロックアートなどを追究し、さまざまな方法を用いて発表を展開している
http://www.kiyoshiawazu.com

単行本: 230ページ
出版社: 現代企画室 (2006/05)
ISBN-10: 4773806044
ISBN-13: 978-4773806045
発売日: 2006/05
商品パッケージの寸法: 18.8 x 12.8 x 1.4 cm